病院は「何かあったときだけ」に必要な場所ではありません。

健康だからこそ必ずしておいてあげて欲しいことが「予防接種」及び「予防薬」になります。

ぜひご考慮ください。

 

① 狂犬病予防接種(犬のみ)

年に一度、全てのワンちゃんに接種が義務付けられている注射です。

人獣共通感染症である「狂犬病」の蔓延防止のためですが、各家庭のワンちゃんを市に登録することで所在を確認する目的もあります。

一度登録すれば毎年春頃に接種のお知らせが届くと思いますので、そちらのハガキをお持ちの上ご来院ください。

集合注射は春だけですが、病院ではいつでも接種可能です(3月のみ接種不可となる場合があります)。

詳しくは石川県の公式ホームページ及び石川県獣医師会のホームページもご確認ください。

 

② 混合ワクチン(犬・猫ともに)

ペット自身を伝染病から守ると同時に、地域での病気の蔓延を防ぐために行う予防接種です。

よく「〇種混合ワクチン」と言われているものがこれに該当し、何種類かの病気を同時に予防することができます。

幼犬・幼猫時は3~4週ごとに数回、それ以降は年に一回の注射を推奨しております。

当院ではそれぞれ2種類ずつ用意がありますので、ご家庭のライフスタイルに合わせて選択できます。

なお、当院にペットホテルを依頼する場合には、必ず接種しておくようお願いしております。

 

③ フィラリア予防薬(犬・猫ともに)

フィラリアとは、蚊に刺されることで伝染する寄生虫です。

主に心臓に寄生することでその機能を障害し、最悪の場合死に至らしめることがあります。

予防するためには月に一度の投薬が必要で、蚊が出始めた1か月後から始め、蚊がいなくなった1か月後に最後の投薬を行うことが理想です。

当院ではこちらのデータに基づいて、5月末から12月末までの8カ月間の予防を推奨しております。

ワンちゃんのみ、シーズンの初めはフィラリア感染の有無を血液検査にて確認させていただいてからの処方となります。

おやつタイプや錠剤タイプ、首元に滴下するスポットタイプなど、いくつかの種類を用意してあります。ご希望のものをお選びください。

ノミダニなどその他の寄生虫も同時に予防できる便利なタイプもございます。

 

④ ノミ・ダニ予防薬(犬・猫ともに)

ノミやダニはペットの体表に寄生し痒みの原因になったり、伝染病を媒介したりする虫です。

草むらなどに出入りする子にはついてしまうことが多いです。

フィラリアと違い、いつからいつまでという厳密な制限はありませんが、可能であれば年中の予防を推奨しております。

これらも月に一度投薬することで予防することが可能です。

おやつタイプのもの(ワンちゃんのみ)と、首元に垂らすスポットタイプのものがありますのでご希望のものをお選びください。

フィラリア寄生も同時に予防できる便利なタイプもございます。